北海道電力「規制料金」"3割以上"値上げへ…一般家庭の7割以上が契約 燃料費高騰 社長が午後会見へ

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北海道電力が、一般家庭の7割以上が契約する電気料金を、3割以上値上げする方針であることが分かりました。
 北電では、ロシアのウクライナ侵攻や円安で、燃料費が高騰するなどして経営が圧迫されていて、2022年度の最終的な損益が710億円の赤字と、9年ぶりに赤字になると予想されています。
 関係者によりますと、北電は業績悪化を受け、一般家庭の7割以上が契約する「規制料金」と呼ばれる電気料金を、3割以上値上げする方針を固めました。
 今後、国に申請する見通しです。
 北電は、2012年に泊原発を停止して以降収支が悪化し、これまでに2回「規制料金」の値上げを実施していました。
 北電の藤井裕社長は22日午後、電気料金の見直しについて記者会見を行います。