2023年に閉店した北海道・帯広市の百貨店「藤丸」。
営業を再開するまでの仮設の商業施設として藤丸の旧店舗の近くに「藤丸パーク」が完成。7月3日、内覧会が行われました。
2023年、122年の歴史に幕を下した帯広市の百貨店「藤丸」。
新会社は建物を建て替え、2030年をめどに新たな「藤丸」の開業を目指しています。
それまでの間の仮設の施設としてつくったのが…
「閉店した藤丸のすぐそばに、新しく藤丸パークがオープンします。とても開放的で、トレーラーハウスのお店が並んでいます」(沼田海征記者)
その名も「藤丸パーク」!
あわせて5つの店舗が入り、そのうち3店舗が十勝にちなんだ飲食店のテナントです。
「あそこにある藤丸の館を解体して建てる、これに約5年間かかります。この5年間で皆さんが集まっていただける、憩いの時間を持っていただける施設が必要だ」(藤丸 村松一樹社長)
藤森商会が出店した「こんにちは」。
藤森商会は帯広のソウルフード「インデアンカレー」の店を展開していますが、このパークでは「インデアンカレー」を使った「インデアンまん」を販売します。
「インデアンルーのコク深い味わいはカレーまんとして最高ですね。片手で食べられるのもいいです」(沼田記者)
独自に開発した「キーマカレー」も人気を呼びそうです。
「ジューシーなひき肉と玉ねぎ、そしてスパイスがマッチしてまたインデアンで食べるカレーとの違いがあっておいしいです」(沼田記者)
ミシュランのビブグルマンを獲得した清水町の「STANDめぶんりょう」は幌加内町産のそばの実を使用した挽きたて・打ちたての二八そばや十勝産の小豆がのった「そば茶プリン」などを提供する予定です。
「のどごしがいい!暑い日にぴったりのおいしいそばです」(沼田記者)
「気軽にふらっと立ち寄って、本格的なおそばを召し上がっていただけるように」(STANDめぶんりょう 小林すみれさん)
ガッツリ派におすすめのケバブを提供するのは「トカチドネル」です。
十勝産の野菜をふんだんに使った「フレッシュケバブ」がおすすめだといいます。
藤丸パークにはこのほか藤丸の直営ショップが2店舗入っていて、7月6日オープンします。