11月20日北海道では、赤平市と苫小牧市で住宅火災が相次ぎ、1人が死亡しました。
爆発音を立てながら1階と2階から噴き出し続ける炎と黒い煙…
20日午前10時前、赤平市本町2丁目の店舗などが入る建物から火が出て、隣の空き家や住宅にも燃え広がりました。
この火事でケガ人はいませんでした。
警察によりますと、火元の建物に住む女性は、当時ストーブの上にフライパンを置いて調理をしていましたが、目を離したところ火が上がったということです。
女性は「濡れた布団を被せて消火を試みたが消せなかった」などと話しているということです。
また20日午前3時ごろには、苫小牧市宮の森町2丁目の2階建ての住宅から出火し、全焼しました。
この火事で住人の無職、三澤登美枝さん(74)が 1階の寝室で倒れているのが見つかり死亡しました。
2階で生活する息子夫婦と小学生の孫は窓から1階の屋根に飛び降りるなどして避難しましたが、火傷などの軽傷です。
1階から火が出たとみられていて、警察が当時の状況を調べています。