9月12日午前、札幌市中央区で、70代の男性が遺品整理で見つかった砲弾を交番に持ち込み、周辺が封鎖されるなど一時騒然となりました。
その後、火薬が入っていないことが確認され、自衛隊によって回収されました。
12日午前11時ごろ、親族の住宅で遺品整理をしていた70代の男性が砲弾を発見。袋に砲弾を入れて、札幌市中央区南14条西10丁目の行啓通交番に持ち込みました。
この影響で交番周辺には規制線がひかれ、国道230号線、通称石山通の一部が封鎖されたほか、半径50mの範囲で通行が規制されました。
近くの公園も閉鎖され、周辺は一時騒然となりました。
また最寄りの小学校では体育の授業を屋外から室内に切り替えるなどの対応を迫られました。
持ち込まれた砲弾は直径4センチ、長さ10センチほどで その後の調査で火薬は入っていないことが分かり、午後2時前に自衛隊が回収し周辺の規制も解除されました。
警察は砲弾などを発見した場合は、その場から動かさず、避難したうえで、警察に通報するよう呼び掛けています。