2月、北海道函館市で「ナマコを密漁」した疑いで逮捕された暴力団員らは、2020年12月から"数トン以上を密漁"していた可能性があることがわかりました。
漁業法違反の疑いで3月16日に送検された暴力団員の高橋一容疑者(39)、鳴海秀美容疑者(59)ら男5人は2月21日、函館市の海でナマコ4個を密漁した疑いが持たれています。
その後の調べで男らは2020年12月以降、ナマコを数トン以上密漁し、北海道南部の加工業者を通じて海外に流通させていた可能性があることが新たにわかりました。
警察などは暴力団の資金源になっていたとみて、男らとともに加工業者の調べを進めています。
この事件では、密漁が厳罰化された改正漁業法が北海道内で初めて適用されました。