札幌エリアで路線バスの廃止や減便が4月からさらに進む中、地元の町内会が中心となり代替バスを運行する新たな取り組みがスタートしました。
4月1日から運行する「代替バス」は、町内会が地域の足を守ろうと札幌市の支援制度を活用し、観光バス会社に運行を委託したものです。
札幌市厚別区の乗り場ではセレモニーが行われ、住民らが運行開始を祝いました。
「まず皆さんに乗って頂かなくては。私たちの足を、このバスを、しっかり守っていく」(厚別中央町内会連合会 田中昭夫 会長)
札幌市では4月から北海道中央バスが440便を廃止または減便していて、交通網の維持が地域の課題となっています。