北電「泊原発再稼働で値下げ」強調…年内にも水準提示へ―株主総会で原発撤退の声も「財務改善には再稼働が不可欠」と説明“2024年度純利益は642億円”<北海道>

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 北海道電力は6月26日、札幌市で株主総会を開き、泊原発の再稼働後に電気料金の値下げを実施すると強調しました。
 札幌市中央区で開かれた北海道電力の株主総会。178人の株主が出席する中、株主の一部からは原子力発電事業から撤退すべきだという意見が寄せられました。
 一方、北海道電力は泊原発の再稼働は財務状況を改善するために必要だと強調した上で…。
 「年内を目処に一定の前提条件を設けた上で、具体的な値下げ水準をお示ししたいと考えています」(北電 上野昌裕副社長)
 2024年度の連結決算では最終的なもうけを示す純利益は642億円と過去最高だった前年に次ぐ水準だったと報告しました。