高速道路を除雪する車の後ろを走り、一般車との衝突などを防ぐ「標識車」の自動走行の開発が進んでいて、11月27日に公開されました。
自動運転中の標識車では、運転席の人がハンドルから手を放しています。
27日に公開された自動で走る「標識車」は、作業員不足の対策としてネクスコ東日本とトラックメーカーが2021年から共同開発しているものです。
新たな標識車はGPSを使い、適切な車間距離を保って除雪車についていくことができ、雪のかたまりなどの障害物を検知するセンサーもあります。
ネクスコ東日本などは12月以降、実際に高速道路で性能を検証します。
自動走行が実現すれば、作業員を現在の2人から1人に減らせるということです。