衆議院が異例の"スピード解散" 北海道選出議員は…「何とか勝利」願う与党&「裏金問題」追及する野党 早くも『選挙モード』へ突入

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10月9日夕方、解散となった衆議院。新政権が発足したばかりのスピード解散に、北海道選出議員の受け止めは。
 「厳しい選挙に向かうが、何としても勝利をつかみたい」(自民党 中村裕之 前議員)
 「首相に就任してから8日目での解散は戦後最短だ。しゃべっていることとやっていることが違う。信用できない首相だと思う。今回の選挙では『怒り』をもって一票を投じてもらいたいと思う」(立憲民主党 逢坂 誠二 前議員)
 いわゆる裏金議員をめぐる自民党の対応では道5区の和田義明・前議員の公認が決まったものの、比例の重複立候補は認めないことになりました。
 「厳しい判断だと思うが、自分の不手際は事実。厳粛に受け止めてベストを尽くす。これしかできない」(自民党 和田 義明 前議員)
 「裏金はまだまだ全容解明していないし、処分も甘い。旧統一協会の問題も出てきた。しっかり追及し政治を正しくするのは、自民党ではできない、政権交代でしかできないと思っている。党利党略に走った解散だと思う」(立憲民主党 道下 大樹 前議員)
 「かなりの数の自民党の議員が実際に辞職したり、処分を受けたりしていることは異常事態。裏金がうやむやになった状態でいいのか、裏金している人には言われたくないという声を地元では聞く。信なくば立たずという状況だと思う」(立憲民主党 石川 香織 前議員)
 北海道選出の議員の中にはこんな人もいました。
 「(繰り上げ当選が)3週間前だったので」
 「Q.物が置いてない?タイミングも合わず複合機もない状態で何もない状態なんです」(自民党 高橋祐介 前議員)
 自民党の高橋祐介・前議員です。堀井学・元議員が辞職したことで9月、繰り上げ当選しました。
 設備も整わないうちに選挙戦に突入です。
 「しっかりここで仕事させてもらえるように頑張っていきたい」(高橋 前議員)
 北海道の小選挙区では、自民党11人、立憲民主党12人、日本維新の会3人、公明党1人、日本共産党9人、参政党1人などが立候補を予定しています。
 衆院選は15日公示、27日投開票です。