「北海道の翼」が新たな活路を見出します。航空会社エア・ドゥは、九州のソラシドエアとの共同持株会社の新社名を発表し、コロナ禍で落ち込んだ収益の拡大を目指すと発表しました。
エア・ドゥ 草野 晋 代表取締役社長:「自助努力だけでは限界があり、この共同持株会社体制で協業の効果を最大化することが"生き残る道"である」
新型コロナによる利用者の減少や原油高など、2年連続の赤字となったエアドゥ。
2022年10月からは、九州・沖縄の翼「ソラシドエア」との共同持株会社を設立し、社名を「リージョナルプラスウイングス」とすると発表しました。
今後、業務の共通化や、費用削減を進める方針です。
2026年度には、増収額とコスト削減をあわせ45億円の協業効果を見込んでいます。
7月からは初めて、札幌~福岡線の直行便を運行するエアドゥ。
今後、北海道と九州・沖縄を結ぶ架け橋となる、共同事業展開が期待されます。