千島海溝などで"M9巨大地震"発生したら…釧路市8万4千人 苫小牧市4万人の死亡想定 北海道が推計

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北海道は7月28日、日本海溝と千島海溝沿いの巨大地震による市町村ごとの被害想定を公表しました。
 日本海溝や千島海溝でM9クラスの巨大地震が発生した場合、太平洋側で最大20メートルを超える巨大津波が押し寄せると想定されています。
 北海道は、この想定を基に、太平洋沿岸の38市町の被害を推計しました。
 被害が最も大きいのは、冬の夕方の発生です。
 推計では、日本海溝沖で14万9千人、千島海溝沖で10万6千人が死亡します。
 市町別では、釧路市が8万4千人。苫小牧市が4万人などとなっています。