【法令違反のノースサファリサッポロ】札幌市が『立ち入り検査』…動物の移動や飼育状況など調査“半数以上の動物は移動のメド立たず”<北海道札幌市>

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北海道札幌市は4月23日、違法建築物など数々の法令違反が問題となっている民間の動物園「ノースサファリサッポロ」に立ち入り検査しました。
 「午前10時すぎです。札幌市職員がノースサファリサッポロに入っていきました」(池田大地 記者)
 札幌市南区の動物園「ノースサファリサッポロ」は、2025年9月末までに閉園し、2029年12月までに建物を撤去するとしています。
 3月下旬に札幌市へ動物の移動計画書を提出していて、計画書では飼育する640匹のうち3分の1の210匹を3月までに移動させたとしています。
 さらに95匹の移動を予定していますが、半数以上の335匹については移動のめどは立っていません。
 札幌市は、移動の確認のほか、飼育状況などを調べています。