「幸せに元気に育って」思い詰め 神戸の生田神社で七五三準備始まる

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神戸市中央区の生田神社で、七五三の参拝客に手渡す「千歳あめ」の袋詰めが行われている。
 神社によると、本来の七五三は11月15日だが、コロナ禍で始まった参拝の分散傾向が今も続き、9月にお参りに来る人も多い。あめの準備も、以前は10月ごろ始めたが、前倒しした。
 今年は4千袋を準備する予定で、4人の巫女(みこ)が手作業で、紅白のあめを紙の袋に詰める。子どものころ、生田神社で七五三のお参りをした巫女(みこ)の川元映月(えるな)さん(22)は、「今も忘れられない思い出。もらう側から渡す側になり、幸せに元気に育っていただけるよう、思いをこめて袋詰めしています」と話した。