福島第一原発2号機のデブリを持ち上げる映像を公開 格納容器外に取り出し成功

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東京電力は2日、福島第一原発2号機の溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)を原子炉格納容器から取り出し、格納容器外に設置する隔離箱内に移した。一定の放射線量を下回っていることが確認されれば、容器に入れて運び出し、性状の分析などを行う。今回は、試験的に3グラム以下を取り出す予定で、先月28日に、燃料デブリを取り出すための「釣りざお式装置」を格納容器内に挿入。30日に底部にある燃料デブリを装置先端の爪でつまむことに成功していた。