大阪の郵便局に近畿運輸局が立ち入り検査 関西エリアで初 日本郵便めぐる配達員の“不適切点呼”問題

(c) Mainichi Broadcasting System, Inc.

MBSニュース

 全国の郵便局で配達員の飲酒の有無を確認する「点呼」が適切に行われていなかった問題を受け、近畿運輸局が関西エリアで初めて大阪市の郵便局に立ち入り検査に入りました。
 5月9日午前10時ごろ、大阪市の東住吉郵便局に近畿運輸局が関西エリアで初めて立ち入り検査に入りました。
 日本郵便では、配達業務の前後に義務付けられている配達員の飲酒の有無などを確認する「点呼」が、全体の75%にあたる2391の郵便局で適切に行われていなかったことがわかっています。
 近畿運輸局は今後、対象となる各郵便局への立ち入り検査を実施する方針で、点呼の実施状況について局員への聞き取りなどを行い、行政処分の可否を検討するとしています。