パッケージごと食べられる? 海藻を原料とした素材をつくる「Notpla」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

「Notpla」は、海藻を原料としたパッケージを展開する英国のスタートアップ企業。100%生分解するので、使用したパッケージはそのまま生ごみとして捨てられ、数週間で堆肥化されるそうだ。
近年、ストローやお菓子のパッケージの紙製への変更など、プラスチックの削減に取り組む企業が増えている。「Notpla」は「Not Plastic」の略で、プラスチック削減の活動を積極的に取り組んでいる。
食べられるパッケージ?
以前食べられる水として紹介した「Ooho」も「Notpla」の開発者によって手がけられたもの。現在は、水以外にもスポーツドリンクやカクテルなども展開している。ロンドンにあるアクアティクス・センターの自動販売機で「Ooho」のスポーツドリンクが飲めるそうだ。飲み物を食べるという発想はなかったので一体どんな味がするのか体感してみたい。
さまざまな場所で大活躍!
2019年に行われたマラソン大会では「Ooho」が配られたという。食べる感覚で飲み物を飲めるのはランナーにとっても走りやすく、大量のプラスチックが出るのを防げるのでまさに一石二鳥。
さらにアメリカのケチャップブランド「ハインズ」と提携し、テイクアウト用の調味料ケースとして利用された。
その他の製品も開発!
「Ooho」の他にもさまざまな製品を開発している。例えば、海藻の素材でコーティングされた「Notpla Coating」でつくられたテイクアウト用のパッケージや食用油のパッケージ「Notpla Pipette」などがある。
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エコなアイデアが脱プラ問題を解決するかも?