感染を広げないために!ノロウィルス嘔吐処理

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トモニテ

子どもや旦那が吐いてしまって片付けなければいけない…でもノロウィルスだったら感染が心配、なんてことありませんか?
正しい手順を知って備えておけば、いざという時に冷静に対処できますよ。
冬は特に注意して感染を広げないように心がけましょう!
【感染を広げないために!ノロウィルス嘔吐処理】
◆ノロウイルスの嘔吐処理
<用意するもの>
 ・使い捨て手袋 2セット
 ・マスク
 ・使い捨てエプロン
 ・拭き取るための布やペーパータオル、新聞紙
 ・ビニール袋 2枚
 ・消毒液(1000〜5000ppm次亜塩素酸ナトリウム)
 ・バケツ
 ・その他必要なもの
◆消毒液の作り方
<用意するもの>
 ・塩素系漂白剤(6%の塩素含む)
 ・ペットボトル(500ml)
 ・水
<作り方>
 1.ペットボトルのキャップ2杯分の塩素系漂白剤をペットボトル(500ml)に入れる。(濃度が大切)
 2.水をいっぱいに入れる。
 →1200ppmの次亜塩素酸ナトリウム希釈液ができる。
◆汚物処理の手順
 1.汚染物から人を遠ざける。
 2.使い捨て手袋(※二重に着用する。)とエプロン、マスクを着用する。
 3.最初に使い捨ての布やペーパータオル、新聞紙等の紙を敷いて、そこに消毒薬をかけて嘔吐物それ自体を消毒し、数分くらい置く。
 4.外側から内側に向けて、拭き取り面を折り込みながら静かに拭い取る。※同一面でこすると汚染を拡げるので注意
 5.もう一回敷いて、再度消毒薬をかけて、数分置いて取る。
  ※漂白剤を10分以上放置すると、床が変色してしまう可能性があるので注意
  ※カーペット等は色が変色する場合があるので注意
  ※次亜塩素酸ナトリウムは鉄などの金属を腐食するので注意
 6.繰り返して取ったら素早く処理。
 7.使用した布や紙等はすぐにビニール袋に入れる。
  ※袋に入れた後、少し消毒液を染み込む程度に入れ消毒する。
 8.もう一つの袋を用意して、吐物の袋を入れたうえで(嘔吐物は袋が二重になって安全)拭いたペーパーやエプロンマスクを一緒に袋に入れて静かに縛る。
 9.洗剤・流水による手洗いをする。
  ※嘔吐物の処理時とその後は、大きく窓を開けるなどして換気し、換気設備がある場合には必ず運転してください。
参考資料:東京福祉保健局「社会福祉施設等におけるノロウィルス対応標準マニュアル ダイジェスト版」