【書動画】ひらがなの成り立ち「たちつてと」(by.鈴木 曉昇)

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「ひらがなは、日本の誇れる文化」と語る気鋭の書道家・鈴木曉昇氏が、その成り立ちをビジュアルで表現する「書動画」。
ひらがなの元になった漢字を「字源」と言い、「たちつてと」の字源は「太知川天止」となります。
中国で生まれた漢字が日本独自の文字「かな」になるまでの変遷を、美しい筆致でお楽しみください。
■ひらがなの成り立ち、歴史
ひらがなの元になったのは、奈良時代を中心に使われていた借字(しゃくじ)※と呼ばれるものです。
平安京に都が遷されて以降、借字として使用されていた漢字の草体化(くずし書き)が進み、ついに元となる漢字の草書体から独立したものがひらがなとなり、文章を記す書記体系として確立したとされています。
※漢字が持っている意義に関係なく、その音や訓をもって書きあらわす語句の表記方法。狭義の「当て字」にあたる。
■漢字の書体について
漢字の書体は大きく分けて5つあります。
変遷としては、 篆(てん)書体→隷書体→草書体→行書体→楷書体 の順で、中国・唐時代に楷書体が完成したとされます。
本動画では、ひらがなの成り立ち(字源)をわかりやすく視覚化するため、原則として 楷書体→行書体→草書体→ひらがな の順で表現しています。
■書道家・鈴木曉昇(すずき・ぎょうしょう)氏プロフィール
伝統書法を基軸とした書道家。 全日本書道連盟・正会員、産経国際書会・評議員・審査会員等に所属。
テレビドラマなどの書道指導、書状などの書道美術品、書道小道具を制作。
シダックスアカデミー書道講師、鈴木曉昇書芸教室主宰。