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※ 視聴回数は1日1回更新されます。パソコンやスマホで文字を打つのが当たり前となった時代。だからこそ、たまに訪れる「手紙を書く」機会には、冷や汗を流してしまう人も多いのでは。
そんなとき「字がヘタだから……」とあきらめていませんか? 実は、手書きの手紙はちょっとしたポイントで見違えるのです。今回は、封筒の「宛名書き」がキレイに見える、3つのコツをご紹介します。
一つ目は「全体のレイアウトを決める」こと。
封筒に鉛筆で補助線を引き、住所や氏名の「美しく見えるレイアウト」を意識しながら書きましょう。
二つ目は筆記用具の選び方。0.7mm〜1.0mmの、比較的芯が太いボールペンを使うと書きやすいです。
三つ目は書き順。
まず氏名から書き始めると、全体のバランスが取りやすくなります。また、書き終えたインクが手についてしまうことも避けられます。
インクが乾いたら、鉛筆で引いた補助線を消して完成。
覚えておけば、はがきを書く際にも使えるテクニック。いざというときの参考にどうぞ。
■書・監修:鈴木曉昇(すずき・ぎょうしょう)氏
伝統書法を基軸とした書道家。 全日本書道連盟・正会員、産経国際書会・評議員・審査会員等に所属。
テレビドラマなどの書道指導、書状などの書道美術品、書道小道具を制作。
シダックスアカデミー書道講師、鈴木曉昇書芸教室主宰。