カナダ・マニトバ州チャーチルで、2016年に撮影された映像。希少な犬ぞり用の犬種「カナディアン・エスキモー・ドッグ」を飼育していることで知られる繁殖家、ブライアン・ラドゥーン氏が管理する敷地内で、犬のすぐそばまで野生のホッキョクグマがやってきて……。
この映像は世界各国に拡散され、ほほえましいシーンとして話題になりましたが、実は現場ではこのあと1匹の犬がクマに襲われてしまうという悲劇があったそう。原因は犬の飼い主のラドゥーン氏が「クマに餌をやり忘れてしまった」ためと判明しましたが、そもそもこの地域ではホッキョクグマの餌付けは違法。また、この状況下で犬を鎖につないだままだったこともあり、批判の声が寄せられる事態になってしまったそう。
野生動物の保護や付き合い方について、あらためて考えさせられます。
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