渋谷という街を軸に語られる音楽大型絵巻が『渋谷音楽図鑑』である。この作品で語られるGS時代のムッシュかまやつ、そしてそれに次ぐシティポップの旗手でもある、はっぴいえんど、大瀧詠一、山下達郎、その果ては渋谷系だけに留まらない領域の話としてのフリッパーズギター、小山田、小沢という多くのミュージシャンの名前がちりばめられた本作品である。
この作品は柴那典、牧村憲一、藤井丈司の三人による共著という形式で書かれた本である。今回はその中から柴さんにお話を聴き、作品が出来るきっかけや、共著者のお話をお聴きしてみた。
(作品 )
渋谷音楽図鑑
柴那典、牧村憲一、藤井丈司
2400円+税
http://www.ohtabooks.com/publish/2017/07/04123250.html