秋田県美郷町で、約700年続くとされる小正月行事「六郷のカマクラ」の最終日、祭りのハイライトで1年の豊作を占う「竹うち」が行われた。2024年は少雪の影響で中止したため、2年ぶりの開催となった。
「竹うち」は北軍と南軍に分かれて竹を打ち合い、敵陣に押し込んだ方が勝利となる。3回勝負で、北軍が勝てば豊作、南軍が勝てば米価が上昇すると言われている。記録が残る1955年以降は北軍、南軍それぞれ21勝ずつで並んでいた。
開始のサイレンが鳴ると、両軍合わせて約200人の打ち手が雄たけびとともに突入。激しい打ち合いを繰り広げた。今年は南軍が勝利した。