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※ 視聴回数は1日1回更新されます。能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市の蛸島港で6日、新造船の導入を祝う式典が行われた。同市で定置網漁を営む漁業会社「小泊十六号定置網」の船で、名前は「第17八幡丸」。全長22、35メートル、約25トンの魚を積載できる。
主力の本船が老朽化したため、2023年に導入を決め、同年11月に山口県萩市の造船会社で着工した。地震が起きたときには計画中止もあり得たが、奇跡的に定置網も現行の船も無事だった、船員も復帰し、この日を迎えられた。
同社の上野登起男社長は「港も被害を受け、仲間の漁師さんも船が転覆したり流されたりして漁に出れない状況で、珠洲の漁業は打撃を受けている。復興の先駆けとなれるように、能登の漁師として踏ん張って頑張りたい」と決意を語った。