初夏の風にそよぐ浴衣地

時事通信映像センター

本格的な夏の到来を前に、染色加工の老舗「伊勢保染工所」(東京都江戸川区)では、浴衣地や手ぬぐいが風に吹かれ涼しげに揺れている。同工場では、布に染料を注ぐ伝統的な「注染(ちゅうせん)」と呼ばれる技法を用い、鮮やかな色使いが特徴。職人の伊藤匠さん(45)は「(浴衣を)普段着代わりに着てほしい」と日常生活への普及に期待する。作業のピークは5月末までだという=13日【時事通信映像センター】