「蘇我駅の空気を東京駅に届ける」JRの若手駅員の臨機応変な“アドリブアナウンス”が話題|TBS NEWS DIG

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イベントに合わせて運行された臨時列車。JR蘇我駅で乗客が誰もいない中、駅員が披露した“粋な”アナウンスがSNSで話題を集めています。
■アドリブは4年目の若手社員
撮影者
「すごくおもしろくて、明るい方なのかなと。とにかくずっと笑っていました」
そのアナウンスが…
「このまま電車発車いたしますと、東京まで蘇我の空気を届けるということになります」
“東京まで蘇我の空気を届ける”とは一体どういうこと?
「このまま空席のままで東京に送りますと、蘇我駅の空気を東京駅に届けるという形になってしまいます。“ロッキン”が楽しかったという思いを東京駅までお届けいたしましょう」
実はこの日、蘇我駅の近くで開催された野外コンサートにより、駅は混雑。
しかし、蘇我駅は駅の構造上、上りは後方車両が混みやすいため、粋なアナウンスへ前方へと移動をうながしたのです。
JR東日本に聞くと、この駅員は4年目の若手。勝手なアナウンスにお怒りかと思いきや、社内の評判も上々のようで…
JR東日本 広報
「臨機応変な対応でした。乗客の耳にとまりやすくて良かったと思います」
アナウンスをした駅員は「ただ一生懸命業務を行った結果です」と話しています。