世界遺産・熊野速玉大社で縁起物「吉兆」作りが最盛期 幸福が訪れるカラフルな節分の飾り

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2月3日の節分を前に和歌山県新宮市の世界遺産・熊野速玉大社で26日、柳の小枝に色とりどりの飾りを付けた縁起物の「吉兆」作りが最盛期を迎えた。
巫女が「もち花」と呼ばれるピンクや黄、白などの小さな球や小判、サイコロ、大福帳の飾りを小枝に取り付けて仕上げた。
吉兆は「良いことの兆し」の意味。大社によると柳の枝には生命力があり、福の神が宿ると伝えられ、節分の日に家に飾ると幸福が訪れると信仰されてきた。