福井、岐阜、愛知の3県で4日、能登半島地震で発生した石川県内の災害廃棄物の受け入れが始まった。被災地で建物の解体が進むのに合わせ災害廃棄物のさらなる増加が見込まれるとして、石川県や国の要請を受けた対応で、2026年3月までの予定。 4日午後、愛知県一宮市の同市環境センターに、金沢市の集積場からトラック1台が到着した。石川県珠洲市や輪島市で倒壊した家屋を解体した際に発生した木くずなどの可燃ごみが、トラックの荷台からセンターのピットに投げ入れられた。同日の受け入れは約7・7㌧で、週3~4回の搬入を想定している。