クラブパスの向きとフェースの向きを認識しておくことでできることとは?【ゴルフ当たる!飛ばせる!スウィング解剖図鑑/奥嶋誠昭】

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ヘッドの軌道の最下点の手前で打つか、先で打つか、という問題は、実はクラブパスにも関係し、打球の曲がり方を決めているというメカニズムは106ページから説明しました。アッパーブローで打つ場合、クラブパスは必然的にアウトサイド・インになりやすくなるわけです。ティーアップしたボールは、実際にはドライバーも含めて、アッパーブローでもダウンブローでも打てるわけです。どちらかを選んだならば、単にダウンブローで打つ、アッパーブローで打つという意識だけでなく、最下点とボールの位置の違いと、それによるクラブパスの向きとフェースの向きを認識しておくことで、打ち出し方向やスピン軸についてあらかじめ計算して狙いをつけられます。「アイアンはダウンブロー、ドライバーはアッパーブロー」と単純化すると、「じゃあ、フェアウェイウッドはどうなのか?」という質問がよくありますが、地面のボールはアイアンと同じ、ティーアップしたときはドライバーと同じと考えることになります。