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※ 視聴回数は1日1回更新されます。 一年を通じて映画・テレビ界で顕著な活躍をしたプロデューサーや、将来有望な新人俳優などを選出して表彰する『2019年エランドール賞』授賞式が7日行われ、昨年4月から9月まで放送されたNHK連続テレビ小説『半分、青い。』に出演した永野芽郁、志尊淳、中村倫也が新人賞☆TVガイド賞、同作を手がけた勝田夏子氏がプロデューサー賞を受賞して参加。サプライズゲストとして佐藤健、井川遥、脚本の北川悦吏子氏も登壇し、『半分、青い。』チームが再集結した。
うかつだが失敗を恐れない主人公・楡野鈴愛を演じた永野は「裏にはボクテ(志尊)とマアくん(中村)がいて、なんでこういうときに限って隣にいてくれないのかと不安な気持ち」と緊張の色をみせつつも「私は小学校3年生で芸能界に入って毎回作品に入ると不安になるし、自分的に自信がなくなるときもたくさんあってそれを救ってくれるのがあったかい作品とスタッフさん方。マイナスな気持ちをハッピーにしてくれたのでどの作品も私のなかで輝き続けている。『半分、青い』という大きな作品で今ここに立ってここでごあいさつできていることを誇りに、賞をいただいたことを誇りに、これから皆さんの前でお話できる機会ができるように頑張りたいです」と気持ちを新たにした。
そんななか、永野の花束ゲストとして現れたのは鈴愛の幼馴染・萩尾律役を演じた佐藤。永野は丁寧にお辞儀をし合うと、佐藤からうれしげに花束を受け取った。スピーチを促されマイクスタンドの前に立った佐藤だったが「現場では永野さんに驚かされてばかり…近い!」と間近で見守る永野に思わずツッコミ。
ほんわかした雰囲気のやりとりで笑いを誘いながらも「朝ドラの現場はとにかく1日に撮る量が多い。鈴愛はよく泣く子なので1日に何回も泣きのシーンがあるなか彼女は必ず毎回1回で最高の演技をみせてくれる。あまりに簡単に1発OKを出す。次第に我々がそれが当たり前のことにしてしまっていたんですが、永野さんは苦しい顔をみせないだけで裏ではどれだけ準備して心を削って演技してたのか、一番近くで観ていた同業者の一人として理解しているつもりです。だからこの場ではスタッフ・キャストを代表して、『半分、青い』はあなたの存在なくしてはありえませんでした。18歳の10ヶ月間、貴重な時間をこの作品に捧げてくれてありがとうございました」とねぎらった。佐藤は感激する永野の背中をそっと支えながら壇下へとエスコート。大歓声を浴びていた。