中国国家主席がカナダ首相に苦言、首脳会談に関する報道に不満か

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ロイター映像ニュース

20カ国・地域(G20)首脳会議に出席した中国の習近平国家主席が16日、カナダのトルドー首相に直接苦言を呈する場面が撮影された。 カナダの放送局が放送した動画では、習主席とトルドー首相が近くに立ち、通訳を介して会話している。この際、習主席は中国語で「それは適切ではなく、われわれはそのようなやり方はしていない」と述べた。 15日に両首脳が会談した際に、中国によるスパイ疑惑と、カナダの選挙に対する干渉に対して、トルドー首相が「深刻な懸念」を表明したとするメディアの報道に対して、習主席が不満を示したものとみられる。 中国外務省も国営メディアも、両首脳の会談について何ら発表していない。両首脳は15日、G20会場で3年超ぶりの会談を行ったが、わずか10分程度で終了していた。