北海道上川地方の南富良野町にある夕張岳で、夫婦の行方が分からなくなっていて、警察は遭難した可能性があるとみて捜しています。
行方が分からなくなっているのは、札幌市内に住む60代の夫婦です。
5月7日朝、「職場に出勤してこない」と夫婦のどちらかかの勤務先から、北海道内の別の場所で暮らす娘に連絡がありました。
娘は両親と連絡が取れず、警察に行方不明者届を出しました。
8日午後、警察がヘリコプターで、南富良野町の夕張岳の登山口近くで夫婦が乗っていた乗用車を見つけました。
車には鍵がかかっていて、荒らされた形跡はありません。
警察は、夫婦が夕張岳で遭難した可能性が高いとみて、9日朝から消防や役場などとおよそ30人態勢で捜しています。