北海道旭川市の旭山動物園では、4月29日から夏の営業が始まります。
一足早く園内を取材すると、動物の子どもたちは元気に成長していました。
2022年9月、旭山動物園で生まれた3匹のライオンの赤ちゃん。
3匹がいまどう成長しているかというと…。
古沢 哲也 記者:「ライオンブースの前です。2匹が日なたぼっこをしています。もう1匹も組んだ木の上で日なたぼっこをしています。気持ちよさそうですね」
4月27日午後、3匹は日なたぼっこをしたり、じゃれあって遊んだりしていました。
飼育員が名付けた名前は「フウ」「レイ」「イト」。
体重は20キロを超えるほどに成長しています。
一方、こちらはホッキョクグマの「ゆめ」。
カメラの前で何度もプールに潜るところを見せてくれました。
ゆめが誕生したのは2021年12月です。
体長は約30センチ、重さは600グラム。
旭山動物園でホッキョクグマが誕生するのは、40年ぶりのことでした。
2022年夏には、ゆめに氷のプレゼント。
夏を元気に乗り切ってもらおうという恒例の企画ですが、母親の「ピリカ」が割ってくれた氷の中のフルーツを食べようと夢中でした。
食欲旺盛なゆめの体重は100キロを超え、母親のピリカのちょうど半分ほどの大きさになりました。
小さいころは深いプールが怖くて入れなかったそうですが、今では大好きです。
動物の子どもたちがすくすくと成長している旭山動物園は、29日(土)午前9時15分からセレモニーを行ったあと、夏の営業がスタートします。