死んだカラスから農薬成分確認…9月1日以降公園と周辺で25羽の死骸 食べたエサに入っていた可能性

UHB北海道文化放送

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9月1日、北海道札幌市西区の公園内で5羽のカラスの死骸が見つかりましたが、その後の調べで死骸から有毒な農薬の成分が見つかったことがわかりました。
 カラスの死骸が見つかったのは、札幌市西区の二十四軒すずらん公園です。
 1日午前6時ごろ、散歩中の女性が公園でカラスの死骸を見つけ警察に通報しました。
 警察などが確認したところ、衰弱したカラスが10羽以上見つかり、そのうち5羽はすでに死んでいました。
 その後警察などが死因などを詳しく調べていましたが、1日に死んだカラスから殺虫剤としても使われる「農薬の成分」が見つかったことがわかりました。
 警察によりますと公園内では1日以降もカラスの死骸が見つかっていて、周辺を含めるとその数は25羽に上っています。
 警察はカラスが食べたエサの中に、農薬の成分が入っていた可能性があるとみて調べています。