北海道帯広市のばんえい競馬の馬が馬インフルエンザに感染した問題で、発熱症状の出ている馬が100頭前後まで拡大していることが分かりました。
帯広競馬場では4月25日、ばんえい競走馬3頭に馬インフルエンザの陽性反応が検出されたため、26日から28日まで3日間予定していたレースを中止しました。
競馬場内では消毒を徹底していましたが、厩舎で管理されている約700頭のうち、100頭前後の馬に3頭の馬と同じような発熱や呼吸器の症状が確認されたということです。
ただ、診断用の検査キットの数が足りていないため、馬インフルエンザに感染しているかは分かっていません。
帯広競馬場では5月3日から3日間、次のレースを予定していますが、開催できるかどうか、「なるべく早く判断したい」としています。