「納品の時間が半分になりました」”2つのロボット”をエスコンフィールドで初公開_作業支援ロボットは”ビール樽60個”を運搬_自動運転ロボットは冷凍もアツアツも”温度キープ”で移動販売〈北海道〉

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 ビールの樽を運ぶロボットに、商品を移動販売するロボット。エスコンフィールドHOKKAIDOで7月11日、最新の物流システムが初公開されました。
 「作業支援ロボットは人の歩きを自動で追跡してくれるものです。重いものをいっぺんに運ぶことができます」(八木隆太郎アナウンサー)
 ビールの樽を積んで配達員の後ろを追いかけるのは、なんとロボット。
 ヤマト運輸が今シーズンからエスコンフィールド北海道で導入した作業支援ロボット「サポット」です。
 前を歩く配達員のかかとの動きを感知して自動でついて行きます。
 サポットが引っ張れる重さは1トン!
 ビールの樽の保管や納品を行うために使われていて1度に60個のビール樽を運べるといいます。
 「今まで納品するのに4時間かかっていたのが半分の2時間程度で納品ができるようになりました」(ヤマト運輸 牧野直樹さん)
 また自動運転ロボットによる移動販売も公開されました。
 ロボットにスマートフォンをかざすと中から出てきたのは…
 どら焼きです。
 ロボットが1度に運べる重さは100キロで冷凍の商品から温かい食事まで温度を保ちながら届けることができます。
 液晶パネルや床に映像を映し出し人を楽しませることはもちろん、商品のPRまでバッチリ!
 人手不足の今、働き手を支える最新の物流システムとして活躍の場が増えることが
期待されています。