「ゴマフアザラシの赤ちゃん」死ぬ 海岸で釣り人が発見 水族館が保護し 懸命に治療するも2日後に…

UHB北海道文化放送

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5月12日、北海道小樽市の海岸で保護されたゴマフアザラシの赤ちゃんが死んだことがわかりました。
 5月12日朝、小樽市の海岸で釣りに来た30代の男性が、生後1か月ぐらいのオスのゴマフアザラシを見つけました。 
 アザラシはエサが食べられず、弱って打ち上げられたとみられています。
 アザラシを見つけた男性:「大丈夫、大丈夫…悪いことしないよ。具合悪いね…頑張って。もう少しで来るからね」
 男性は小樽市に連絡し、ゴマフアザラシは発見から5時間後におたる水族館に保護されました。 
 水族館ではその後、点滴をしたり餌を食べさせたりして治療していましたが、2日後の14日に死んだことがわかりました。 
 衰弱死だったということです。 
 同じようなアザラシは、北海道内で年に数回見つかっていて、おたる水族館では「噛みつかれる恐れもあるため、見つけたら触らずに自治体に連絡してほしい」としています。