【コンビニ3人殺傷事件】初公判で被告の男(45)は起訴内容を認めるも…弁護側「心神喪失」だったとして"無罪"を主張―判決は7月2日〈札幌地裁〉

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 北海道札幌市北区のコンビニで2024年2月、店員3人を殺傷した罪などに問われている男の裁判員裁判が6月23日、札幌地方裁判所で始まり、男は無罪を主張しました。
 札幌市北区の無職、宮西浩隆被告(45)は2024年2月、札幌市北区のコンビニで店員3人を包丁などで刺し、大橋恵介さん(40)を殺害、男女2人を殺害しようとした罪などに問われています。
 6月23日の初公判で宮西被告は起訴内容を認め、「やむを得なかった」などと話し、弁護側は統合失調症の影響で「心神喪失」だったと無罪を主張しました。
 一方、検察側は「心神喪失」までは至らず、「心神耗弱」の状態だったと指摘しました。
 裁判は午後も行われ、7月2日に判決が言い渡されます。