北海道では7月22日、過去最多となる4464人が新型コロナに感染したことが分かりました。
これを受け北海道は病床の確保数を増やすなど対策を強化しています。
7月22日道内で感染が確認されたのは過去最多となる4464人。
札幌では2077人と約5か月ぶりに2000人を上回りました。函館市では1人の死亡が確認されています。
感染者数のグラフです。感染力が強いBA・5への置き換わりが進み、短期間で感染者が急増。ついに第6波前半の4097人を超えました。
札幌市民:「最近の感染状況を見ると泊りがけでの外出や人混みに行くことは躊躇してしまう」
札幌市民:「地元が東京なので帰る予定だったが遠慮しようかと思う」
鈴木知事は緊急の会見を開き、医療入院体制を現在のフェーズ1から2に引き上げるとしました。
鈴木知事:「感染拡大傾向は当面継続するのではないか。病床のフェーズについて入院患者数を増えることを待つことなく引き上げていきたい」
今後の感染拡大を見据え道は確保している病床を291床に増やします。来週には夏休みが始まりますが、道は国の方針に基づき、行動制限は求めない方針です。
一方で進む感染拡大…。知事は国が基準を明確にすべきだと訴えます。
鈴木知事:「感染拡大が急激に進む前にそれをちゃんと示してほしいというのを、再三再四、言ってきているんだけど、カタチになっていない」