カラスの死骸から高病原性鳥インフル 「野鳥の侵入防止対策を」養鶏場などに徹底求める 北海道根室市

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北海道根室市で見つかった、3羽のハシブトガラスの死骸から高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認され、北海道は養鶏場などに対し野鳥の侵入防止対策の徹底などを呼びかけています。
 北海道によりますと、1月20日に根室市の施設内で野生のハシブトガラス5羽の死骸が見つかりこのうち検査可能だった3羽から、ニワトリなどの家きんにうつるると致死率が高いとされる、高病原性鳥インフルエンザウイルス「H5亜型」が確認されたということです。
 回収場所から半径3キロ以内に養鶏場などはなく、これまでに異常の報告はないということです。
 北海道は、1月27日から3日間、周辺の監視を強化するとともに、全道の養鶏農家などに対し侵入防止策の徹底などを呼びかけています。
 このほか、付近では23日に10羽、25日に4羽のハシブトガラスの死骸が見つかっています。