最大震震度7「北海道胆振東部地震」から5年…土砂崩れで多くの住民が犠牲となった厚真町では未明から献花・黙とうする人の姿が

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最大震度7を観測した北海道胆振東部地震から9月6日で5年です。
 37人が死亡し被害が最も大きった胆振の厚真町では、正午から慰霊碑の前で黙とうが行われます。
 2018年9月6日に発生した胆振東部地震では、44人が亡くなりました。
 このうち最大震度7を観測した厚真町の吉野地区では、19人が土砂災害により犠牲となりました。
 現場では、6日未明から献花場に花を手向けたり手を合わせたりする住民の姿が見れました。
 「本当にあっという間に過ぎた」(献花台に訪れた人)
 「年復旧が完了するので、ここまで来たぞやったぞということを、僕も友人を亡くしていますので、そんな思いで手を合わせました」(献花台に訪れた人)
 また役場に設置された献花台でも、朝から住民や職員が犠牲者を悼みました。
 厚真町では、このあと正午からサイレンを鳴らし、慰霊碑の前で黙とうが捧げられます。