11月7日からの雪の影響で札幌市では8日、事故が相次ぎました。
北区ではフロントガラスに落ちてきた雪が原因で、5歳の男の子が車にはねられケガをしました。
フロントガラスにどっさりと雪がのっていて、運転席からは前が見えない状態です。
8日午前8時すぎ、札幌市北区北37条西2丁目で、左折してきた乗用車に5歳の男の子がはねられました。
男の子は一時車の下敷きになり、足などを骨折する大ケガをしました。
男の子は父親に連れられて保育園に向かう途中で、父親にケガはありませんでした。
車を運転していた20代の男性は事故の直前「ブレーキを踏んだ際に雪がフロントガラスに落ちてきて見えなくなった」と話しています。
また午前8時半ごろには札幌市北区太平4条5丁目付近で、乗用車とワンボックスカーが正面衝突する事故がありました。
この事故で、双方の車に乗っていたあわせて5人の男性が首の痛みなどを訴え、病院に搬送されています。
乗用車は夏タイヤでした。
警察は乗用車が反対車線にはみ出したとみて、当時の状況を調べています。
事故があった現場は凍結しやすい橋の上で、7日からの雪が残っていました。