大麻の乱用が止まりません。北海道内では摘発件数が2020年は過去最多となったほか、若者たちを中心に広がり続けていることが分かりました。
「ゲートウェイドラッグ」…大麻は覚せい剤などより依存性のある薬物の"入口"になるとされています。
道内では2020年、大麻の所持や密売などの摘発が過去最多の277人に上ることが分かりました。その半数が10代と20代の若者です。
2021年の上半期も2020年の同じ時期より6割近く多い56人が摘発されています。
道警本部 薬物銃器対策課 山田 広一 次席:「(SNSなどに)大麻には害や依存性がないと誤った情報が氾濫している。(若者たちが)安易に手を出している傾向がある」
道警はインターネットなどで大麻が手軽に入手できることも要因になっているとみて取り締まりを強化しています。