北海道南部の長万部町で突如として現れた巨大な水柱。
出現から5日目…いまだに水は出続けていますが、実は60年以上前にも水が噴き出していたことが新たに分かりました。
うっそうとした森の中から力強く噴き出す水柱。
水の勢いは大地のエネルギーを感じさせます。
水柱は8月8日、長万部町の飯生神社の敷地内で祭りの準備中に発見されました。
噴出から5日目となる12日も、夏休みとあってか大勢の人が一目見ようと神社を訪れました。
見物に来た人:「いやぁ、おどろいてる。何日続くのかなって」
見物に来た人:「函館行く途中でなんだあれってなって。見れただけいいことあるんじゃないかと」
巨大な水柱をバックに写真を撮るなど、現場はまるで観光名所のよう。
神社の宮司も大忙しです。
水柱の様子について聞いてみると…
飯生神社 小野 雄二 宮司:「澄み切ってきたような気がします。水の勢いは高くなっております」
じつはこの水柱、過去にも現れていたことがわかりました。
飯生神社 小野 雄二 宮司:「いろいろ文献を調査した人によれば、60年以上前に一度噴きあがったことがあると」
飯生神社 小野 雄二 宮司:「(止まることを)神様にそればっかりお願いしてるところです」
長万部町役場は今後、水の勢いが収まるのを待って成分分析などを進める方針ですが、水柱の謎は深まるばかりです。