北海道遠軽町で会社の後輩の19歳の男性に殺虫剤スプレーを噴射してライターで引火し、ヤケドを負わせたとして警察は6月6日、遠軽町の会社員の38歳の男を傷害の疑いで逮捕しました。
男は3日午前1時30分ごろから午前5時ごろにかけて、遠軽町の会社の寮で、後輩の19歳の男性に対し、「態度が気に食わない」「生意気だ」などと因縁をつけて小突いたり、部屋に置いてあった殺虫剤スプレーを噴射してライターで火をつけ、男性の"背中半分と腕"にヤケドを負わせたりした疑いがもたれています。
警察によりますと当時、男は会社の寮のリビングで後輩の男性と20代の知人の3人で過ごし、被害を受けた男性以外は酒を飲んでいたということです。
男性が3日に病院に行き、病院から消防経由で警察に通報があり事件が発覚しました。
警察が6日午後、北見市内の店舗の駐車場で男と男の車を発見し、身柄を確保しました。
調べに対し男は「暴力をふるってケガをさせたことは間違いない」と容疑を認めています。
警察は動機や経緯について詳しく調べています。