2020年8月、北海道十勝の幕別町で10代の男女5人が死傷した事故で、無免許運転した少年に懲役5年以上7年以下の実刑判決が言い渡されました。
この事故は2020年8月、幕別町の町道で乗用車が横転し少年2人が死亡、少年を含め10代の男女3人が重軽傷を負ったものです。
乗用車を運転していた当時17歳の少年は無免許で制限速度を超える約152キロで走行し事故を起こしたとして、無免許過失致死傷などの罪に問われていました。
9月7日、釧路地裁帯広支部の新海寿加子裁判官は、無免許で制限速度の3倍ものスピードで運転し過失は非常に重いとし、少年に「相当期間の矯正教育を受けさせることが必要」として、懲役5年以上7年以下の不定期刑を言い渡しました。