「症状を明らかにしたくなかった」飛行機離陸前にマスク着用拒否…男性出発できず 客の安全確保優先

UHB北海道文化放送

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 9月12日、北海道エアシステム機に搭乗した男性がマスク着用を拒否したため、離陸前に降ろされるトラブルがありました。
 機内でのやりとり
 男性:「マスクしないと降ろすという事ね」
 客室乗務員:「他のお客様の安全を守れないとの判断です」
 このトラブルがあったのは、12日正午ごろ奥尻空港で出発準備をしているHAC北海道エアシステムの機内で、マスクを着用せず搭乗した男性に客室乗務員が着用を求めました。
 男性が義務ではないことを確認し、拒否しました。
 機長が「安全阻害行為」にあたるとして命令書を発行し男性客に降りるように求め、男性も命令に従いました。
 マスク着用を拒否した男性:「以前(飛行機に)乗った時に気を失い、目の前が真っ白になったことがある」
 男性は、客室内では症状について明らかにしたくなかったと話しています。