強風で着陸できない飛行機も…高校では"高さ15m"の木が倒れ生徒けが 最大瞬間風速25メートル以上の風が吹き荒れた北海道

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3月13日の道内は低気圧の影響で各地で暴風が吹き荒れました。
 札幌では高校の木が倒れ、生徒がケガをする被害が出ています。
 風にあおられて左右に大きく揺れる飛行機。
 新千歳空港では、最大瞬間風速が25.2メートルと、今年一番の暴風を観測。
 着陸が出来ず再び上昇していく飛行機もあり、暴風などの影響で30便が欠航しました(午後5時30分現在)
 一方、札幌市では…
 沼田 海征 記者:「倒木があった札幌光星高校の正門前です。近くには倒れた木の切り株が残っています」
 最大瞬間風速25.3メートルを観測した札幌市。
 東区の札幌光星中学校・高校の敷地内では午前8時20分ごろ、高さ15メートルほどの木が倒れました。
 倒れた木が高校2年の女子生徒に当たり背中にケガをしました。
 また消防によりますと、恵庭市のマンションでは工事用の足場が傾き、電話線に引っかかりました。
 ケガ人などはおらずその後、工事業者によって修復されたということです。
 北海道内は風のピークは過ぎましたが、3月13日夜にかけて強風に注意が必要です。