女子大生から「遺体は処分してほしいとも言われた」 逮捕の53歳男が供述 失踪した日一緒に食事も 札幌

UHB北海道文化放送

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札幌市東区で女子大生の遺体が遺棄された事件で、逮捕された53歳の男が女子大生から「遺体は処分してほしいとも言われた」と供述していることがわかりました。
 札幌市東区で遺体となって見つかった、北海道小樽市の大学生、瀬川結菜さん(22)の葬儀が、10月14日午前に小樽市内で営まれ、家族や親族らが最後の別れを告げました。
 瀬川さんの遺体は、10月8日、死体遺棄の疑いで逮捕・送検された札幌市の無職、小野勇容疑者(53)の自宅アパートで発見されました。
 瀬川さんは、3日正午ごろから1時間ほど札幌市内の飲食店で小野容疑者と食事をしている姿が防犯カメラなどから確認されていて、その翌日前後に亡くなったとみられています。
 調べに対し、小野容疑者は瀬川さんから「殺害を依頼され、遺体は処分してほしいとも言われた」などと供述しているということです。
 警察は、瀬川さんが死亡した経緯を詳しく調べるとともに、殺人の疑いでも捜査を進める方針です。