介護報酬の改定により訪問介護が危機に瀕していると、11月10日、札幌で集会が開かれ、参加者が改善を訴えました。
2024年春の介護報酬の改定で、訪問介護の基本報酬が引き下げられました。
一方で運営コストは上がり続けていて、2024年全国で倒産した介護事業者はすでに145にのぼり、過去最多を更新。
中でも訪問介護の倒産は72件と、これまでの年間最多をすでに超えています。
「今すぐこの現状を打開しなければ、訪問介護が崩壊してしまいます。地域の高齢者を守ることができなくなります」(介護職員)
参加した介護職員は利用者が必要なサービスを受けられない状況だと、制度の改正を求めています。