「クジラの王様」とも呼ばれるナガスクジラの生肉が、札幌市の市場で初めて入札され、1キロ約10万円の高値で落札されました。
「おいしいです。あっさりして食べやすいですね」
「口の中でコクがありますね」(いずれも市場関係者)
赤身の色が鮮やかなこの肉は、ナガスクジラの生肉です。
共同船舶の捕鯨母船「関鯨丸」が、初めてとなるオホーツク海での1カ月に及ぶ漁を6月2日に終え、新鮮なまま札幌市中央卸売市場に運び込まれました。
3日朝のオホーツク産クジラの入札は、1キロ約10万円の高値で、札幌の水産会社が落札しました。
今後、道内の鮮魚店や飲食店などに届けられます。